「血圧が高いですね」―健康診断でそう言われたことはありませんか? 高血圧は、特別な自覚症状がないため、つい放置してしまいがちです。しかし、高血圧は心臓や脳に大きな病気を引き起こす、まさに「サイレントキラー(静かなる暗殺者)」と呼ばれています。
高血圧症って、そもそも何?
血圧とは、心臓から送り出された血液が血管の壁を押す力のことです。高血圧症とは、この圧力が高い状態が続いていることを指します。 血圧が高い状態が続くと、血管は常に強い圧力を受けることになり、次第に硬くもろくなっていきます。これが動脈硬化症です。
高血圧を放置する危険性
動脈硬化が進むと、血管が詰まったり破れたりしやすくなります。その結果、命にかかわるような重大な病気を引き起こすリスクが高まります。
特に注意したいのが、以下の2つです。-
心筋梗塞・狭心症
心臓に血液を送る血管(冠動脈)が詰まったり、狭くなったりして、胸の痛みや圧迫感が起こる病気です。
脳卒中(脳梗塞・脳出血など)
脳の血管が詰まったり破れたりすることで、意識障害や体の麻痺、言語障害などの重い後遺症が残ることがあります。
「まだ大丈夫だろう」と軽く考えてしまいがちですが、これらの病気は、40代や50代の働き盛りの世代でも突然発症することがあります。
なぜ自覚症状がないのに治療が必要なの?
高血圧の怖いところは、初期の段階ではほとんど自覚症状がないことです。
「頭痛やめまい、肩こりなどの症状があるから、血圧が高いのかもしれない」と考えている方もいらっしゃるかもしれません。しかし、これらの症状は、血圧がかなり高くなってから現れることが多く、症状が出てからでは手遅れになることも少なくありません。健康診断で「高血圧」と指摘されたら、それはすでに治療を始めるべきサインだと考えてください。
症状がないからといって放置せず、高血圧の治療はワンストップで
高血圧症は、適切な治療を続ければコントロールできる病気です。 当院は、都筑ふれあいの丘駅から徒歩2分というアクセスしやすい立地で、皆さまの健康をサポートしています。 高血圧は、生活習慣病の一種です。当院では、健康診断も行っており、その場で高血圧が発覚した場合でも、すぐにその後の治療方針をご相談いただけます。 健康診断から治療、そして日々の生活習慣のアドバイスまで、同じクリニックで一貫してサポートできるのが当院の強みです。 「年に一度の健康診断」と「高血圧の早期治療」で、あなたやご家族の健康を守りましょう。 「血圧が高いかも…」と感じたら、一人で悩まずにぜひ一度ご相談ください。